閉鎖施設の特色
1年前の2023年10月にオープンしたばかりの都内のある住宅型有料老人ホームで、30人くらいの職員が2カ月の間にどんどん辞めてしまっている。
職員が一斉退職したその理由は、給料の未払いで9月30日に給料支払われないのが現実。
夜勤帯も(入居者)50人くらいを1人で見る状態が続く。
この施設は入所定員187床に対し、入所者は90人ほど。 入居率は50%ほど厳しい状況。
給料の未払いにとどまらず、運営会社は説明なく、9月26日に突然施設の閉鎖を貼り紙での通告。
もちろん会社の責任は絶対だが、ここで働いている職員自身は利用者を集めるために営業をしたりなど努力したのか、疑問に思う。
以前に当社に採用面接で来られた方が、退職する理由を賞与半分にカットされた旨の話しをされていたみたいだが、その法人の実情はわかっていない。
その法人は社福のため、収支報告書を誰でも見る事が出来るので、ここ2年で1億近くの売り上げ減と経営が苦しい状況で、それでは賞与を多く払えるわけがないし、全額カットされても仕方がない。
むしろ貰えるだけ良かったと思う。
利用者が減っている事はその職員も気づいたと思うし、もし気づけていないならそれも問題だし、改善する働きをしたのか?
そのような職員が多くいると、会社は確実に倒産へと向かっていく。
ただ何度も言うが、その職員の行動も含めて、全て会社トップの責任。
皆さんが閉鎖した施設で働いていたとしたら、どんな行動をしますか?
2024年10月7日(カテゴリー:代表ブログ)