倒産ラッシュ🈵️
東京商工リサーチが14日発表した
2024年の企業倒産は
11年ぶりに1万件を越えた。
増加は3年連続。
介護事業者に限っていえば、
2024年の倒産が全国で
172件。
調査を始めた00年以降で最多。
物価高騰に伴う
事業運営コストの増加が影響し、
小規模事業者の倒産が多かった。
人口規模の大きい団塊世代が
75歳以上となる25年以降は
介護需要が急増するとみられ
経営環境の改善が課題。
介護事業者の倒産は
16年に初めて100件を超え、
新型コロナウイルス禍が始まった
20年は118件。
21年は国のコロナ関連の支援策などがあり
81件まで減少。
22年は支援が縮小して物価高も重なって
143件まで増加。
23年は122件。
24年の倒産件数を業種別で見ると、
「訪問介護」81件、
「通所・短期入所」56件、
「有料老人ホーム」18件の順に
多かった。
訪問介護と有料老人ホームは
過去最多。
訪問介護では、
事業者が受け取る
報酬の基本料金部分が
24年度改定で減額されたことも
響いた。
25年は昨年に比べて、
さらに倒産件数は増えると思う。
どんな状況であれ
やることはただ1つ。
我々では
報酬単価を決められないので
利用者数を増やし、確保するのみ。
増やすために
他の事業所との差別が無ければ、
確実に淘汰されていく。
今年も始まり、もう15日経ちますが、
職員皆さんのスキルや能力が
昨年よりバージョンアップして
他と差別化が出来るような努力を
現在していますか?
職員皆さんの仕事が
目の前の利用者の
ただ近くにいるだけの
後ろに意味なく、くっついているだけの
ただ支援しているだけの
昨年と同じ仕事の中身なら
評価もされず
給与も上がらず、
会社自体も
世間から社会からの
必要性を失う。
人から言われる前に、
何かを失う前に、
先を予測する前向きな挑戦を。
2025年1月15日(カテゴリー:代表ブログ)